SDGsカンボジアヤヨイ学校とは

旧ヤヨイ食品が創業60周年記念事業として寄贈した
コンターナン小学校の校舎です。

カンボジアヤヨイ学校とは

満足に教育が受けられないカンボジアの子供たちのために、学校を。

JHP・学校をつくる会と力を合わせ、 カンボジアのコンターナン小学校に校舎を寄贈いたしました。
校舎には、日本語で「ヤヨイ学校」の文字が書かれています。


学校給食は弊社にとって創業の原点です。

弊社を育ててくれた学校や給食、そして子供たちへの恩返しの一環として、内戦の影響で満足に教育が受けられないカンボジアの子供たちのためにコンターナン小学校に新しい校舎を寄贈しました。
学校寄贈は、旧ヤヨイ食品の創業60周年の特別記念事業として、若手社員「60周年タスクホースメンバー」の主導で企画推進されました。旧ヤヨイ食品が「世界企業市民」、「地球市民」として、地球環境・地域社会、そして人々との共生・共創を目指すという企業ビジョンを具現化するため、WFP(国連食糧計画)・インターナショナルKIDS-シェフ(味覚教育)と合わせて、国際的社会貢献活動として行われました。

カンボジアヤヨイ学校

寄贈先:カンボジア王国
寄贈日:2008年2月6日
寄贈先小学校:コンターナン小学校(コンポンチャム州)

コンターナン小学校

場所:プノンペンより東北へ車で約1時間半。メコン河を背に立地。
生徒数:約1500人
クラス編成:4棟・各5クラス/20教室。2部制。

厳しく、劣悪なカンボジアの教育事情

事前学習
カンボジアでは1970年代のポル・ポト政権時代の苛烈な教育否定政策で、多数の教師の命が奪われました。また多くの学校が破壊されたために、教室の絶対数が不足しており、現在も2部制、3部制の授業を行っている学校が少なくありません。さらにトイレがない、飲料水が確保できないなど、設備面・衛生面で問題をかかえる施設が多いことも事実です。
コンポンチャム県にあるコンターナン小学校も、そんな学校のひとつ。校舎は4棟しかありませんが、在校生は1500人以上。一部の校舎は老朽化が進み、教育施設の条件を満たさないばかりか、大変危険な状態にありました。
コンターナン小学校の現状の校舎。
カンボジア王国
面積:18.1万平方キロメートル(日本の約1/2)
人口:16.1百万人
首都:プノンペン
民族:人口の90%がカンボジア人(クメール人とされている。)
言語:カンボジア語
宗教:仏教(一部少数民族はイスラム教)
名目GDP:約223億米ドル
主要産業:農業25.0%、工業32.7%、サービス業42.3%他
※外務省HPより抜粋(2017年10月)
設備・衛生とも好環境とはいえない。

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