SDGsKIDS-シェフとは

ヤヨイサンフーズと一般社団法人国際食文化交流協会が
恊働で進める、次代を担う子供たちのための味覚の授業です。

TOPIC 1

味覚が発達する時期に、味覚を育て、食の楽しさを教えたい

KIDS-シェフは、ヤヨイサンフーズ(旧ヤヨイ食品)と一般社団法人国際食文化交流協会が協働でスタートさせた社会貢献活動です。小学校高学年を対象に、本物を味わう体験をしたり、地元の食材をベースに自分たちで考えたメニューを実際に作り、食の楽しさや、地元の食文化の素晴らしさを学んでもらう味覚の授業です。

TOPIC 2

きっかけは、三國シェフの母校での料理授業

KIDS-シェフのきっかけは、フランス料理のシェフとして世界的に有名な三國清三氏が母校の小学校で行った料理の授業。この授業を通して三國シェフは、味覚が形成される時期の子供たちの味覚を開花させ、食の楽しさを教える必要性があることを痛感しました。学校給食が創業の原点とも言えるヤヨイサンフーズ(旧ヤヨイ食品)はこの三國シェフの考えに共鳴、次代を担う子供たちのために、そして社会貢献の一環として全面的にバックアップさせていただくことになりました。

TOPIC 3

単なる料理作りを超えた味覚の授業へ

KIDS-シェフが決まった学校は、約1年前から自分たちの生活エリアでは、どういう食材が採れるのか、どのような食文化が有るのかを学んでいただきます。また、地元生産者の訪問や、工場見学、自分たちで作物を育てる等を通じて、食材が生まれる背景もしっかり勉強してもらいます。KIDS-シェフは一過性の料理の実習ではありません。当日は味覚の授業(五味:甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)を受けた後、調理がスタートします。

シェフの紹介

オテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフ 三國 清三(みくに きよみ/Mikuni Kiyomi)

1954年北海道増毛町生まれ。
15歳で料理人を志し、札幌グランドホテル、帝国ホテルにて修業。1974年駐スイス日本大使館の料理長に就任。大使館勤務の傍ら、フレディ・ジラルデ氏に師事する。その後も、トロワグロ、オーベルジュ・ドゥ・リル、ロアジス、アラン・シャペル等の三つ星レストランで修業を重ねる。
1985年東京・四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニをオープンする。
1999年料理人の育成や子どもの味覚教育等に取り組む組織、日本フランス料理技術組合を発足。東日本大震災以降、被災地の小学校支援「子どもたちに笑顔を!」笑顔プロジェクトに取り組む。
2013年フランスの食文化への功績が認められ、フランス・トゥールにあるフランソワ・ラブレー大学にて名誉博士号を授与される。
2015年フランス共和国よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受勲。この勲章はナポレオン・ボナパルトにより1802年に創設されたフランスの最高勲章で、日本の料理人へは初めての授与。
2019年「JAPONISÉE Kiyomi Mikuni」を出版。映画でいう「オスカー賞」と賞賛される、“グルマン世界料理大賞2020”Hall of Fame部門で唯一入賞し、後世における規範となる傑作と評価される。現在、子どもの食育活動や、江戸東京野菜の普及活動なども進めている。

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