環境・社会活動KIDS-シェフレポート

熊本県益城町立津森小学校 [2019年2月7日]

KIDS-シェフレポート 熊本県益城町立津森小学校

今回で53回目となるKIDS-シェフは、2019年2月7日(木)に熊本県益城町立津森小学校で開催されました。津森小学校のある益城町は、2016年の熊本地震の際、大きな被害があった地区です。そのような経験をした子どもたちに笑顔になってもらいたいとの想いより選定いたしました。三國シェフの他、熊本でご活躍されているシェフ・パティシエの方にご協力いただき、しっかりと料理を完成させた子供たちは、誇らしげに笑顔で修了証を受け取りました。

シェフの紹介今回お手伝いいただいたシェフのみなさんです。

三國 清三オテル・ドゥ・ミクニ
松田 祐一熊本ホテルキャッスル
水本 貴大熊本ホテルキャッスル
大槻 智匡熊本ホテルキャッスル
津山 力ロアジス
鹿田 明秀KKRホテル熊本
坂本 久十ザ・ニューホテル熊本
稲尾 真愛ザ・ニューホテル熊本
◆協賛企業◆株式会社ハウディ

当日の様子

事前学習~メニューの発表まで

地元食材
株式会社ハウディ様にご協力いただき、地元食材を多く用意していただきました。パプリカや、天草大王には“くまモン”が!その他、ベーコンやトマト、あさり、いちごなどが地元食材です。
熊本では多くの食材が獲れるということを子どもたちも再認識出来たようでした。
KIDS-シェフレポート 地元の食材
味覚の授業
当日の授業は三國シェフの講義からスタートです。
『なぜ、KIDS-シェフを小学校高学年の子どもたちに行うのか』、『味蕾とは何か』など、時にはジョークを交えながら、子どもたちに分かりやすく説明してくださいます。
でもやっぱり、“すごい人”からの授業に子どもたちは緊張気味。「五味」の最後の味がなかなか出て来なくて苦戦しました。
KIDS-シェフレポート 味覚の授業
世界三大珍味の体験
トリュフ、フォアグラ、キャビア。
世界三大珍味を、見て・嗅いで・食べて、体験します。KIDS-シェフならではの貴重な体験です。「フォアグラは鴨の肝臓と思って、レバーを想像していたけど、予想以上に中身がとろけていてすごいと思いました」という感想に、「大人でもそこまでコメント出来ないよ」と三國シェフも感心していました。
KIDS-シェフレポート 世界三大珍味の体験
メニューの発表
これまで子どもたちが調べてきたこと、料理考案の背景について発表しました。9人のシェフ・パティシエの方を前に、緊張しながらも元気よくしっかりと発表しました。中には、生産者の方に電話取材して聞いたという班も。
「試作はしたの?」との三國シェフからの質問に、みんなタジタジになる中、肉料理考案の子どもからは「2回作りました!」との回答。KIDS-シェフへの意気込みが感じられました。
KIDS-シェフレポート メニューの発表

調理実習

01
KIDS-シェフの調理時間は1時間。
「時間内で片づけも含めて終わることができなければ失格」という三國シェフの言葉に、子供たちはチームワークよく、真剣に調理を進めます。三國シェフ、松田シェフには全体統括を、他のシェフ・パティシエの方には各班についていただき、子どもたちをサポートしていただきました。
KIDS-シェフレポート 調理実習01
02
前菜班は、鹿田シェフにご担当いただきました。
大きなパプリカを切ってカップにし、細かく切った食材を入れていきます。また、今回は中の食材を和えたドレッシングも手作り。すり鉢でごまを擦ってゴマドレッシングを作りました。パプリカの黄色にきゅうりのみどり、トマトの赤と彩り鮮やかに仕上がりました。
KIDS-シェフレポート 調理実習02
03
スープ班は、大槻シェフと宮本シェフにご担当いただきました。
涙をながしながら、一生懸命玉ねぎを切る姿も見られました。じっくり丁寧に煮たことで、しっかりとだしの効いたスープに仕上がりました。 スープをよそった後は、クラッカーを砕いてトッピングします。スープは人数分よそうので数が多い分、チームワークよく仕上げました。
KIDS-シェフレポート 調理実習03
04
魚料理班は、津山シェフにご担当いただきました。
KIDS-シェフでは子どもたちに魚の本来の姿を見てもらうため、魚は1尾そのまま用意します。シェフがさばいて見せることが多いですが、津森小の積極的な子どもたち!津山シェフにサポートいただきながら、さばくことにも挑戦しました。その姿勢にシェフも感動されたそうですよ。
KIDS-シェフレポート 調理実習04
05
肉料理班は、水本シェフにご担当いただきました。
お肉は後で切ろう!と後回しにしたところ、想像以上に苦戦! 全員で一生懸命切り、調理したことで、1時間内に完成させることが出来ました。
KIDS-シェフレポート 調理実習05
06
デザート班は、坂本シェフと稲尾パティシエにご担当いただきました。
どの班よりもスムーズに進んでいて、早く調理終了してしまうのではないかと三國シェフも思われたそうですが、人数分のパフェの盛り付けは思ったよりも大変! 制限時間ぴったりに終わらせるところもプロの技ですね。
KIDS-シェフレポート 調理実習06

試食~修了証授与

試食&講評
各班が一生懸命調理した料理が、全テーブルに並べられます。そうして完成したフルコースをシェアして食べますが、残す子は1人もいません。 今回ご参加いただいたシェフ・パティシエの皆様の他、校長先生、担任の先生、ご協賛いただきました株式会社ハウディの富永社長にもご試食いただき、講評をいただきました。 松田シェフからは、小学校の宝物のようなレシピが出来たねとのお言葉をいただきました。
KIDS-シェフレポート 試食&講評
修了証授与
しっかりとした事前学習も行い、1時間という決められた時間の中で料理を完成させた子どもたちには、全シェフのサイン入り修了証が手渡され、全員のシェフとかたい握手を交わしました。 真剣な眼差しで調理に取組んでいた子どもたちも、最後は全員の笑顔で締めくくりました。
KIDS-シェフレポート 修了証授与

完成

今回調理したメニュー

01前菜パプリカップサラダ

『熊本県の収穫量が全国で上位のパプリカに、熊本の食材をたくさん入れたいという想いで考案されたレシピ。味はもちろんインスタ映えすると見た目も高評価でした。

KIDS-シェフレポート 今回調理したメニュー01
02スープクラムチャウダー

熊本県で有名なアサリを使用したいと考案されたレシピ。「だしのうまみがしっかり出ていて、レストランでも出せる味」と三國シェフも絶賛していました。

KIDS-シェフレポート 今回調理したメニュー02
03魚料理サーモンメインのぎゅうぎゅう焼き

「南国サーモン」という熊本県で養殖されたサーモンを使用したレシピ。魚にしっかり火が通っているのにしっとりしているのは、まさにプロの技!シェフのアドバイスにより、みかんとレモンをベースに作ったソースとの相性も抜群でした。

KIDS-シェフレポート 今回調理したメニュー03
04肉料理天草大王のトマト煮込み

肉質がしっかりとした地鶏の「天草大王」は切るのに大苦戦!三國シェフも1時間では間に合わないかと思われたそうですが、見事に完成! 試食したシェフからは、「おかわりしたいくらいにおいしい」とのコメントをいただきました。

KIDS-シェフレポート 今回調理したメニュー04
05デザート熊本のパフェ

熊本県での収穫量が全国で上位のいちごとみかんを使用したデザートです。三國シェフからは、「文句なしのパーフェクト!」とのお言葉。 チームワークばっちりで、取り組みました。

KIDS-シェフレポート 今回調理したメニュー05

※ KIDS-シェフは株式会社ヤヨイサンフーズの登録商標です。

子どもたちの声

KIDS-シェフに参加した子どもたちの声をご紹介いたします!

KIDS-シェフレポート 子どもたちの声
  • 人生で心に残るとても良い日でした。

  • パプリカップサラダを提案しましたが、それが本当に作れるなんて思ってもいませんでした。

  • 熊本一の魚料理だと思います。(魚料理班)

  • また家でも練習してみようと思います。

  • 一流の方の包丁さばきはとても上手でびっくりしました。

KIDS-シェフへのご参加、
ありがとうございました!!

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